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『第2回JGAパルクール・オンライン・コンペティション』審査基準&採点
2021/06/01
審査基準&採点
―エントリー動画撮影および審査基準の注意事項
・30-59秒のフルランの無編集の動画であること
・動画はこのコンテストのために新たに撮影されたものであり、過去に撮影しネット上で共有されたことがないもの
※撮影時にスマートフォンで時刻画面を提示してからスタートしてください
・スタートとゴールが明確なものであること
・主観視点映像使用不可
・音楽の使用は不可
・柔らかいマット等を敷いて行うことはエントリー動画対象。ただしジャッジ審査では評価減点対象となる
・地面の強度は評価対象となる(例:芝<アスファルト)
・動かせる障害物の使用可能(車、レールセット含む)※ただし広告規定を遵守のこと
―エントリーフォームを通じてエントリーすることができるのは1人1回のみ
※複数回エントリーフォームを送信した場合、最初に送信された動画が採点対象となります
※撮影は、安全に撮影してください
―ジャッジ審査について
ジャッジは競技者による演技を、Eスコア(実施点/最高10点)、Cスコア(構成点/最高10点)、Dスコア(難度点/最高10点)の合計で採点する
合計最高30点
E スコア:実施点 (E=Execution)
- 安全性 (Safety) 0~3点
● 流れ (Flow) 0~3点
● 熟練度 (Mastery) 0~4点
Cスコア:構成点 (C=Composition)
- スペース使用度 (Use of course) 0~3点
●障害物使用度 (Use of obstacles) 0~3点
● つなぎ (Connection) 0~4点
Dスコア : 難度点 (D=Difficulty)
- 多様性 (Variety) 0~3点
●個々の技 (Single Trick) 0~3点
● 全体的活動量 (Whole run) 0~4点
[評価基準]
E スコア:実施点 (E=Execution)
- 安全性 (Safety)
安全性は着地と障害物との近さが考慮される。着地は 1〜4 点(足と手)による着地とし、同時に、障害物との近さも考慮される
- 流れ (Flow)
流れは、停止、足踏み、または躊躇により遮られることがある
- 熟練度 (Mastery)
熟練者であることは、難しいことを簡単に見せ、さらなる要素を追加することができることを意味する
(遊び心、スタイル、楽しさ…多くのアスリートがクリエイティビティ/創造性と表現するであろうもの)
基礎は、単一の動きの確かな技術的クォリティー
振幅、スタイル、スピード、テクニックによって定義される
C スコア:構成点 (C=Composition)
- スペース使用度 (Use of course)
ジャッジは順応能力および、アスリートのパフォーマンスと同様に会場スペースの使い方を見ている
すべてのアスリートが理想的な場所を使えるわけではないので、ここではその要素がみられる
- 障害物使用度(Use of obstacles)
コース全体でトリックとラインをサポートするための単一のオブスタクル(障害物)の使用度合
- つなぎ(Connection)
つなぎは、密度、難度、長さ、全体的な印象によって評価される
D スコア : 難度点 (D=Difficulty)
- 多様性 (Variety) 0~3点
次のカテゴリーから組み合わせることで、1つにつき 0.5 ポイントを得る
– PK基礎:プレシジョンジャンプ、ヴォールト、アームジャンプ、スイング、スライド、ロールなどの、すべての基本的なパルクール要素
– スピン:固定点での重心のスピン回転(COM)。固定点は、アスリートの体(例えば、手、足、肘…)
– ツイスト:縦軸に沿ったツイスト回転。空中で、少なくとも 360 度回転の場合にのみカウント
– 前転:横軸を中心とした前方回転。空中で行われたときのみカウント(フリップ)
– 後転:横軸を中心とした後方回転。空中で行われたときのみカウント(フリップ)
– 横回転:横向きの3D回転。空中で行われたときのみカウント(フリップ)
- 個々の技 (Single Tricks)
個々の技はジャッジ団により、すべての競技前に測定される
- 全体的活動量 (Whole run)
全体の難度は、4つの主な要因によって定義される
- 難しいトリックの密度/数
- 全体の長さ
- 難しいトリックの配置
- ランの最後の動きの難度